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七色に輝く群青


じわじわと蝉が合唱している声が遠く聞こえていた。

今日は今年一番の猛暑だとか、ニュースでは日々記録が更新され続けている。

煩わしいなにかから逃避するように、あなたは林の奥へと足を進めていた。

無造作に踏みしめた雑草をかき分けて辿り着いた先には、

打ち棄てられた小さな古いバスがぽつんとあった。

そして――。

 

「迷子?って訳でもないか。高校生だもんね」

 

木々の隙間から差し込む陽光をキラキラと反射させ、

誰かが屋根に腰掛けていた。

其処は、

キミたち二人だけの小さな秘密基地。

02 群青

海月工房 - 三月まつり

01.png

夏に見つけた秘密基地で、KPCと過ごす学生シナリオ

 プレイ時間 

3時間~

(ボイスセッション|RP量により変動)

 舞台 

現代日本

 推奨技能 

〈目星〉〈聞き耳〉〈図書館〉

 ロスト率 

PC・KPC共にあり(中)

 備考 

【PC】
近隣の高校に通う学生である。
また、この夏少し家に帰りたくない悩みや事情がある。
※苦手な親戚が遊びに来ている、親と喧嘩している……など、

理由は重い物でなくとも構わない
 
【KPC】
近隣の高校に通う学生である。
PCとは別の高校であり、林の奥の廃バスでPCと初めて出会う相手だ。
 
※シナリオを通じて探索者に設定が付与される可能性がある為、どちらも新規推奨。

 

 注意事項 

RP重視のシナリオの為、仲の良い者同士で通過することを推奨。

PC・KPC共に性別は問わないが、本文内の描写は男性同士を想定している。

また、所謂受け攻め等の指定もない。

 

【含まれる要素】

RP重視/うちよそ関係/感情の指定や行動の示唆/神話生物や事象、呪文の独自解釈/

ダイスゲーム的展開 

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